B型肝炎の給付金請求・訴訟に関する用語集 わ行

わ行の用語

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和解 [わかい]

法律用語では、民事上の紛争について当事者が互いに譲歩し合ってその争いをやめることをいいます。和解には大きく分けると、当事者間の契約による和解(裁判外の和解)と、確定判決と同じ効力を持ち、裁判所によって行われる裁判上の和解とがありますが、B型肝炎の給付金請求訴訟では後者のほうを利用します。

つまり、原告(感染被害者や相続人の方)の代理人である弁護士と国とが、給付金額や支払などについて合意することをさします。B型肝炎給付金請求訴訟は、国との和解を目的とした裁判手続ですので、病態や感染経路の証明など救済要件を満たしていることが確認できれば、和解となります。和解が成立すると、裁判所において和解調書という書面が作成されます。この書面には、給付金額や支払などについて、国と合意した内容が記載されています。

和解調書 [わかいちょうしょ]

裁判上の和解が成立した場合に作成される書面のことです。B型肝炎給付金請求訴訟では、原告(感染被害者や相続人の方)の代理人である弁護士と国とが、給付金額や支払などについて合意した内容が記載されています。和解調書には確定判決と同じ効力がありますので、ひとたび和解調書が作成されると、原則として、それ以降に和解の内容を争うことができなくなりますので注意が必要です。なお、和解調書は、B型肝炎給付金の支払請求に使うため、社会保険診療報酬支払基金に提出します。

ワクチン [わくちん]

妊娠している女性がB型肝炎ウイルスに感染している(HBVキャリアの)場合、出産時に赤ちゃんへ感染することがあります。これを母子感染垂直感染)と呼びます。成人には備わっている免疫機能も乳児は十分に働きませんので、B型肝炎ウイルスを撃退する力はほとんどありません。B型肝炎ウイルスは、乳児の肝細胞に容易に侵入し、キャリア化してしまいます。

そのため、妊娠中の女性がB型肝炎ウイルスに感染していることが判明した場合は、乳児への感染を防止するため、B型肝炎ワクチン(HBワクチン)と高力価HBs人免疫グロブリン(HBIG)を注射することにより、ほとんどの出生児に感染を予防することができています。

他方で、成人の場合、B型肝炎に感染する経路として多いのはHBVキャリアの方との性交渉による感染です。パートナーを感染させないためにも、また、パートナーへの感染を防ぐためにも、ワクチンを接種することが推奨されます。

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