B型肝炎が「未知の病気」と差別されるのが怖い。周囲に知られず和解できて安心でした

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慢性肝炎

症状:慢性肝炎   
給付金額:1,300万円

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自ら血液検査を依頼したのが始まり

あれは忘れもしない1999年9月9日。当時、銀行に勤めていた私は、窓口業務が終わったあたりで、頭が持ち上げられないほど体調が急変し早退しました。次の日になっても体調が戻らなかったため、近くの病院に駆け込みました。
医師には、「夏の疲れかな」と言われましたが、今までに経験したことのないような苦しみだったので、「そんなわけがない」と納得できず、自ら血液検査をお願いしたんです。

1週間ほど経って、「検査結果が悪いから、すぐに来てください」と病院から呼び出されました。
肝臓の数値が異常だったようで、詳しい検査をしてもらい、そこで初めてB型肝炎ウイルスに感染していることが発覚したんです。
医師に提案されるままインターフェロンの治療を始めましたが、治る気配はなく、むしろ副作用がつらいだけ…。症状も数値も全然よくならなかったので、医師から大きな病院に行くことをすすめられました。

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B型肝炎の治療は差別が怖くてはるばる隣の県まで通院

当時、B型肝炎はあまり認知されていない病気で、私も初めて聞いた病名でした。
私の住んでいる地域は田舎で、「みんなが知らない病気にかかっていると知られれば、差別を受けるのではないか…」と不安になりました。変な噂を立てられるのも怖かったですし。
ちょうど医師からも、「症状が変わらないし、大きな病院でしっかり見てもらったほうがいい」と言われていたので、それを機に、隣の県にある大きな病院まで頑張って通うことに決めたんです。

しかし、その病院では「1年くらいは入院が必要で、治るかどうかもわからない」と言われました。
当時、私は高齢の祖母と病気の母と暮らしていたので、1年の入院なんて、とてもできる状況ではなかったんですよ。私がいなかったら、一体誰が母たちの面倒を見るのって…。1年という時間も果てしなく感じましたし、そのうえ「治る保証もない」なんて言われてしまったら、もうどうしようもないですよね…。

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「無料だし、話を聞くだけなら」とアディーレへ電話

母たちのことを考えると、やはり入院はできず、治療は通院しながら続けることにしました。すると、遠方に住んでいる姉が「こっちにおいでよ」って私たちを呼んでくれたんですよね。おかげで治療に専念できるようになり、何年かするとようやく普通の生活が送れるようになりました。

それからさらに症状も落ち着いてきた頃、ある日CMでB型肝炎訴訟のことを知り、インターネットで詳しく調べようと思ったんです。
そのときはまだ自分が給付対象だとはまったく思っていなくて、「無料だし、電話で話を聞くだけなら」と、そのくらいの気持ちで相談の申込をしました。
でも実際に電話をすると、発症してからちょうど20年経つか経たないかのタイミングだったようで、20年経つと給付金の額に大きな差が出てくることをそこで初めて知ったんです。今考えても、電話したのがあのタイミングで本当によかったなと思いますよ。

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医療関係の方々に訴訟を起こす勇気をもらえた

”訴訟”という言葉は、一般人にはなじみがないと感じていたので、「本当に自分が訴訟を起こしていいのだろうか?」とためらいがありました。 そんななか、かかりつけの肝臓内科の先生とお話する機会があり、B型肝炎訴訟について相談したら、「ぜひやりなさい」とすすめられたんです。そこで、過去に通院していた病院に連絡したところ、快く必要書類を送ってくださり、スムーズに手続を進めることができたんです。

「自分も手続していいんだ」、「うまくいくかわからないけど訴訟をやってみようかな」と思えるようになったのは、そういった医療関係の方々のおかげ。それに、手続についてインターネットで調べていると、私以外にもB型肝炎の訴訟を起こしている方がたくさんいることもわかり、すごく勇気をもらえたことを今でもよく覚えています。

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「誰にも知られたくない」という思いに配慮してくれた

Fさんからご提供いただいたみかん畑の写真

正直、B型肝炎を発症したことがきっかけで、つらい思いはしたことは何度かあります。 たとえば、私には当時お付き合いしていた方がいたのですが、B型肝炎を発症したことがきっかけで、お別れしなければならず、心苦しい思いをしました。 ほかにも、結婚して出産時に入院した際、自分だけほかの人と違う部屋だったので、親戚から「どうしてそんな贅沢なところに泊まっているの?」と言われたこともありました。親戚には病気のことを伝えていなかったので、仕方がないなと思った一方、「私は悪くないのになぜ?」と、すごくつらかったですね。

なので、B型肝炎のことを人に知られるのが怖いとずっと思っていたんです。だからこそ、弁護士の先生がプライバシーに配慮しながら対応してくれたことが本当にうれしくて、とても心強かったです。きっと私のように、B型肝炎のことを周りに知られることが怖くて、相談できないという方もいらっしゃると思います。でも、一人で悩みを抱えて苦しむより、まずはアディーレに電話だけでも、とは思いますね。「誰にも知られたくない」っていう気持ちを、きっと大事にしてくださるはずですから。

Fさんからご提供いただいたみかん畑の写真

コメント

弁護士のコメント

今回のケースを含め、これまでB型肝炎の訴訟について相談された多くの方が、「周囲の人にはB型肝炎ウイルスに感染していることや、B型肝炎訴訟をしていることを知られたくない」と考えていらっしゃいました。
アディーレでは、連絡先をご本人の携帯電話のみに限定することや、メールだけに限定するなどご希望に合わせた連絡方法をお選びいただけます。
また、書類の郵送時やご連絡時に事務所名を出さないなど、プライバシーに最大限配慮しております。
周りの人に知られたくないという理由で、B型肝炎の訴訟をためらっている方は、アディーレに相談してみませんか?
誰にも言えなかったつらい経験を一緒に受け止め、給付金の受取りという形で一歩前に進むお手伝いをさせていただければと思います。

監修弁護士 大西 亜希子
アディーレ法律事務所 B型肝炎部部長
肝炎医療コーディネーター※
※地域により名称が異なります。
大西亜希子 弁護士

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