B型肝炎給付金に関するQ&A
給付金が実際に支給されるのはいつごろになりますか?
B型肝炎給付金請求のお手続は、受任→資料収集→提訴→和解→支払基金への請求→支払基金からの入金という流れになります。
2018年現在、給付金請求のお手続をされる方が非常に増加している(※)ことから、裁判の開始から和解まで1年~1年半程度の期間が必要となっています。追加資料の有無によっては、和解までの期間が延びることもあります。
そして、和解の成立後に、社会保険報酬支払基金に給付金を請求するため、実際に支払基金から給付金が受給されるのは、通常、和解後2~3か月程度を見込んでいただく必要がございます。
また、裁判にかかる時間は、収集した資料の量や内容によっても異なりますので、早期に給付金を受給するためには、弁護士の適切なアドバイスを基に、しっかりとした書類を、スピーディーに集められるかが重要となります。早く書類を揃えることができれば、その分だけ提訴が早まりますし、しっかりと書類が揃っていれば、短期間で裁判手続が終わることもあります。
当事務所では、依頼者の方が過不足なく資料を収集できるよう万全のサポート体制を取っておりますので、資料の収集にご協力をお願いいたします。
※厚生労働省『B型肝炎訴訟の提訴者数及び和解者数の推移(平成29年11月6日)』より
給付金制度について
よくある質問
よくある質問
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B型肝炎ウイルスに感染しているのですが、現在、肝炎の症状は出ていません。このような場合でも、給付金を受け取ることはできますか?
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無症候性キャリアとして給付金を受給したのですが、その後に肝炎を発症したり、病気が進行した場合、追加で給付金を受け取れるのでしょうか?
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母子手帳がないのですが、給付金を請求することはできますか?
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これからもずっとB型肝炎の治療を続けていかなければならないのですが、給付金とは別に、将来必要となる治療費はもらえますか?
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家族がB型肝炎で亡くなったのですが、給付金の対象者かわかりません。どうすればよいでしょうか?
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過去に慢性肝炎を発症したことがありましたが、現在は症状がありません。それでも給付金を請求することはできますか?
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母子手帳もなく、接種痕も見当たりません。給付金請求はあきらめるべきでしょうか?
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家族がB型肝炎ウイルスが原因で亡くなりましたが、死亡から20年以上経過しています。給付金を請求するのは難しいですか?