B型肝炎給付金に関するQ&A
健康診断の血液検査では、肝機能障害を示す数値が出ませんでした。B型肝炎ウイルスに感染していないということで間違いないでしょうか?
肝機能障害を示す数値に異常が出ない場合でも、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している可能性があります。たとえば、無症候性キャリアの場合などです。
肝機能を診断する代表的な指標に、ALT、ASTなどがあります。ALT、ASTはアミノ酸の代謝にかかわる酵素であり、健康な人であっても、常に少しずつ血液中に流れ出ています。しかし、炎症などで肝細胞が壊れると、血中に流れ出る分量が増加するため、一般的に、ALTやASTの値が高くなるほど肝機能に障害が生じているということになります。そのため、肝機能の障害を調べる検査の目安として利用されています。
もっとも、これらはあくまで身体的変化を調べるための1つの指標に過ぎません。ご不安な点があれば、ご自身だけで判断せず、医師や病院へ相談するようにしましょう。
B型肝炎についてよくある質問
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B型肝炎ウイルスの検査は、どこで受けたらいいですか?
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B型肝炎訴訟でジェノタイプ検査やHBV分子系統解析検査は必須ですか?
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母親がB型肝炎ウイルスの持続感染者である場合、子どもに遺伝しますか?また母子感染の確率はどれくらいですか?
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B型肝炎ウイルスに感染していることが判明しました。どうしたらいいでしょうか?
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B型肝炎ウイルスに持続感染しています。現在症状のない無症候性キャリアですが、必ず肝炎などを発症するのでしょうか?
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集団予防接種等の注射器使い回しはいつまででしたか?またそれにより日本でどれくらいの方がB型肝炎ウイルスに持続感染するようになりましたか?
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母親が亡くなっている場合、母子感染ではないことを証明することはできませんか?
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B型肝炎について医療費の助成を受けるにはどうすればよいですか?