B型肝炎給付金に関するQ&A
ジェノタイプ検査やHBV分子系統解析検査は必ず受けなければなりませんか?
両検査ともに、給付金の請求手続上、すべての方に必須の検査項目ではありません。
ジェノタイプ検査は、B型肝炎ウイルス(HBV)への感染時期を確認し、成人になってからの感染ではないことを証明するために必要な検査です。ジェノタイプAe型のHBVは、平成8年以降に日本での感染例が確認されており、また、成人以降に感染した場合でも、10%前後の方がキャリア化することが判明しています。
そのため、ジェノタイプAe型のHBVに持続感染している方は、給付金支給の対象外とされており、平成8年以降にHBVへの感染が判明した方については、ジェノタイプがAe型ではないことを証明するために検査結果を提出する必要があります。
なお、HBV分子系統解析検査は、母子感染や父子感染を立証または否定するために必要になることがありますが、検査が必要であるかどうかは、個人の病態や事情等によって異なります。場合によっては、代替資料のみで証明できることもあります。
B型肝炎についてよくある質問
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B型肝炎ウイルスの検査は、どこで受けたらいいですか?
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母親がB型肝炎の持続感染者である場合、子どももHBVに感染しますか?
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B型肝炎ウイルスに感染していることが判明しました。どうしたらいいでしょうか?
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B型肝炎ウイルスに持続感染しています。現在症状はありませんが、必ず肝炎などを発症するのでしょうか?
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健康診断の血液検査の結果、肝機能障害を示すような数値は見当たりませんでした。B型肝炎ウイルスには感染していないということで間違いないでしょうか?
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日本では、どれくらいの方がB型肝炎ウイルスに持続感染しているのですか?
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母親が亡くなっている場合、母子感染ではないことを証明することはできませんか?
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B型肝炎について医療費の助成を受けるにはどうすればよいですか?